作業療法士協会に入会する必要はある?【結論:必要ありません】

こんにちは、カピまるです。

今回は、「作業療法士協会への入会の必要性」をテーマに解説していきます。

  • ”晴れて4月から作業療法士として働き始めますが、作業療法士協会に入会する必要はありますか?”
  • ”協会に所属するメリット・デメリットには、どんなものがありますか?”

結論、必ずしも入会する必要はありません。

本記事では、こうした疑問にお答えできるよう、くわしくまとめていきます。

ぜひ最後までご覧いただき、参考にしていただければ幸いです。

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作業療法士協会の概要

カピまる
カピまる

協会?なんだろう…

怪しい団体か何かかな…?

作業療法士協会では、作業療法士という国家資格を持った人たちが、

  • もっと勉強をがんばりたい!!
  • 学会や研修に参加して、知識をアップデートしたい!!
  • 論文を投稿したい!!
  • 『認定』『専門』の肩書が欲しい!!

などさまざまな理由で所属しています。

作業療法士協会は、自己研鑽をするうえで大きなメリットを得ることができます。

主な事業内容

作業療法士協会では、以下の6項目に沿って事業が行われています。

  • 作業療法の学術の発展
  • 作業療法士の技術の向上
  • 作業療法の有効活用の促進
  • 作業療法の普及と進行
  • 内外関係団体との提携交流
  • 大規模災害等により被害を受けた人の自立生活回復に向けた支援

協会の種類

作業療法士協会には、以下の2つがあり、どちらにも所属することができます。

  • 日本作業療法士協会
  • 各都道府県の作業療法士協会

作業療法士協会は、主に以下のような活動を行っています。

  • 学会や研修会の運営
  • 生涯教育の手続き
  • 作業療法士の広報活動
  • 各種イベントへの参加

作業療法士協会に所属するメリット

僕自身が思う作業療法士協会に入会するメリットは、以下のとおりです。

  • 定期的に最新の知見にアップデートできる
  • 学会や研修会に安く参加できる
  • 『認定』『専門』作業療法士といった肩書がもらえる

定期的に最新の知見にアップデートできる

協会に所属することで毎月郵送される学術誌には、

  • 日本全国の作業療法士が行っている研究
  • 症例に対する実践報告
  • 近年の作業療法の流れ
  • 著明な先生方の特集

など、有益な情報が多く掲載されています。

臨床場面で応用できる内容がいくらか掲載されているので、参考になります。

学会や研修会に安く参加できる

2020年度における学会・研修会の会費は、以下のとおりです。

区分参加登録(全日参加)
正会員(日本作業療法士協会の会員)10,000円
WFOTの会員10,000円
一般・他職種10,000円
学生2,000円
非会員OT30,000円

カピまる
カピまる

非会員と比べると、参加費がかなり安いね!

定期的に学会へ参加し、多くの研究や最新の知見を得たいという方にとっては、大きなメリットがあると思います。

また協会に所属することで、全国各地での研修などに参加することができます。

作業療法士協会が主催する研修の場合、約3,000円程度と低価格なものが多く開催されます。

『認定』『専門』作業療法士といった肩書がもらえる

指定された回数だけ研修への参加・学会発表などを行うことで、

  • 専門作業療法士
  • 認定作業療法士

といった、専門職としての肩書きを取得することができます。

より高い専門性をアピールすることで、他のセラピストとの差別化を図ることができます。

また、昇進や転職の機会に活用することができます。

作業療法士協会に所属するデメリット

一方で、主なデメリットは以下のとおりです。

  • 金銭的な負担が大きい
  • 入会することで得られるメリットが少ない

金銭的な負担が大きい

作業療法士協会の年会費は、それぞれ以下の通りです。

  • 日本作業療法士協会…約14,000円
  • 各都道府県での作業療法士協会…約10,000円
  • 世界作業療法士連盟( WFOT )…2,000円

すべての協会に所属する場合、約26,000円程度を毎年払い続けることになります。

これら年会費の支払いに加えて、学会や研修会への参加費は別途必要となります。

協会に所属しただけでは、残念ながら勉強する機会は得られません。

  • 学会などに参加・演題発表する予定がない
  • 職場内での勉強会が積極的に開催されている
  • 自主的に学習機会を設けている

こうした方にとってはデメリットの方が大きいため、入会の必要性はあまりないと言えます。

入会することで得られるメリットが少ない

僕自身が思う「入会する必要ないかもな…」と思う点は、以下のとおりです。

  • 学術誌にはタメにならない情報もあり、学習効率としては決して高くない。
  • 学会・研修会への参加費が別途必要なため、負担が大きい。
  • 協会に所属しなくても参加できる研修会も開催されている。

先ほど入会のメリットとして、「学術誌を通して定期的に学習できる」と述べました。

しかし、中には関係ない分野や、臨床での応用が難しいものも掲載されているため、年会費に見合った内容か?と言われると、決してそういうわけではありません。

またWEBでの講習会なども普及しつつある世の中なので、協会に所属しなくとも個人でセミナーに参加することも十分可能です。

結論:必ずしも入会する必要はない

結論、必ずしも協会に入会する必要はありません。

「協会に所属しない」=「やる気がない」ということでは決してありません。

自己研鑽に励み、職場で活かせるよう日々努力していきましょう。

さいごに

本記事では、「作業療法士協会への入会の必要性」をテーマに解説しました。

結論、必ずしも協会へ入会する必要はありません。

入会しないことによって、職場内での立場が悪くなるようなこともありません。ご自身の今の状況を振り返り、必要ないと思えば入会しなくて問題ありません。

「人は人、自分は自分」と思い切って割り切ることが大切です。

今回は以上になります。本投稿を、今後に役立てていただければ幸いです。

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