こんにちは、カピまるです。
今回は、実習レポートの書き方として、『PREP法』をご紹介します。

相手に伝わる文章ってどう書くの?

せっかく書いても、
「どういうこと?」
「整理し直して」
って困ったなぁ…
本記事では、こうしたお悩みやご意見にお答えしていきます。
指導者の先生などから、
- 「説明が分かりづらい」
- 「文章が読みにくい」
- 「結局何を伝えたいか分からない」
- 「ちゃんと整理して報告してほしい」
といった意見を言われた場合、文章の構成自体がまちがっていることが多いです。
本記事でご紹介する『PREP法』は、文章を作る際に基本となるフレームワークです。
上記に該当する方は、ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてください。
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『PREP法』の概要

『PREP法』とは、主にビジネスシーンで用いられる文章構成法です。
簡潔かつ説得力のある文章を作成する際に、広く用いられている方法です。
『PREP法』における文章構成は、主に以下の4ステップです。
- P…Point(結論)
- R…Reason(理由)
- E…Example(事例、具体例)
- P…Point(結論:繰り返し)

いきなり結論!?
具体例や理由が先じゃないの?
『PREP法』では、
- 最初に結論から伝える
- 次にその理由について説明する
- 事例や具体例を用いて、理由を補強する
- 最後に結論をくり返し伝える
という4ステップで話を展開していきます。
結論から話を展開する理由とは?

でも、どうして結論からなの?
根拠の方が大事な気がするけど…
まずはじめに結論をから話を展開することで、相手に強く印象付けることができます。
指導者の先生などから、
- 「説明が分かりづらい」
- 「読みにくくて、何が大事か分からない」
- 「整理してから報告してほしい」
と言われてしまうのは、おそらく「話の結論が分かりにくい」ということが考えられます。
その理由として、
- 相手を理解する際、「第一印象」が大きく影響している
- 聞き手側の集中力が最も強いのは、冒頭の30秒程度である
といったことがあるためです。
つまり、最も強調したい事柄(=結論)を最初に伝え、相手に強く印象付けることで、説得力のある文書を作ることができます。
『PREP法』を用いる3つのメリット

『PREP法』を用いるメリットは、以下のとおりです。
- 説得力のある文章が書ける
- 話し手・利き手のストレスが減る
- 思考を整理でき、文章が早く書ける
それぞれ順番に解説していきます。
説得力のある文章が書ける
1つ目は、「説得力のある文章を作ることができる」です。
くり返しになりますが、『PREP法』では、
- P…Point(結論)
- R…Reason(理由)
- E…Example(事例、具体例)
- P…Point(結論:繰り返し)
の4ステップで話を展開していきます。
最初に結論を伝えることで、読み手・聞き手に話を強く印象づけることができます。
次に理由や具体例を伝えることで、話の展開の理解を促します。
そして最後に再び結論を伝えることで、

なるほど…
確かにその通りだ!
といったように、話し手・利き手の方も納得しやすくなります。
『PREP法』を用いることで、説得力のある論理的な文章を作成することができます。
話し手・利き手のストレスが減る
2つ目は、「話し手・利き手のストレスが減る」です。
『PREP法』は、話の要点を短時間で効率的に伝えることができます。
これは、話し手・利き手のストレス軽減に大きくつながります。
もしも文章を構成する順番が、
- R…Reason(理由)
- E…Example(事例、具体例)
- P…Point(結論:繰り返し)
となってしまった場合、どうなってしまうのでしょうか。
聞き手としては、
- 「説明が分かりづらい」
- 「読みにくくて、何を伝えたいか分からない」
といったように話がさっぱり理解できず、ストレスを感じてしまうことでしょう。
また話し手としても、
- 「こんなに説明しても、分かってもらえない」
- 「集中して聞いてもらえていない」
話を理解してもらえず、聞き手に対しストレスを感じてしまいます。
『PREP法』を用いることで、聞き手・話し手のストレスは大きく軽減されます。
思考を整理でき、文章が早く書ける
3つ目は、「思考を整理できるため、文章が早く書けるようになる」です。
『PREP法』を用いることで、
- P…Point(結論)
- R…Reason(理由)
- E…Example(事例、具体例)
- P…Point(結論:繰り返し)
に基づいて、「要点は○○、理由は△△、具体的には□□ということだ…」のように論理的に思考を整理する習慣が身につきます。
そうすることで、
- 何から書き始めていいか分からない
- どんなことを書けばいいか分からない
といって悩む時間が大きく減るはずです。
思考が整理されることによって、文章をスラスラと書けるようになります。
上記のように悩まれている方は、ぜひ『PREP法』を実践してみてください。
さいごに
本記事では、『PREP法』についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
『PREP法』とは、
- P…Point(結論)
- R…Reason(理由)
- E…Example(事例、具体例)
- P…Point(結論:繰り返し)
の4つのステップにより、簡潔かつ説得力のある文章を作成する方法です。
上記に該当する方は、ぜひ『PREP法』を実践することをおススメします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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