【必見】作業療法士が伝えたい臨床実習における4つの心構え

こんにちは、カピまるです。

今回は、『臨床実習における心構え』について解説していきます。

  • そもそも実習ってどんなことをするの?
  • 実習中に気をつけた方がいいことはある?
  • この時期に何を準備すればいい?

本記事では、こうしたお悩みにお答えしていきたいと思います。

  • これから臨床実習を控えている学生の方
  • 臨床実習の概要について知りたい方
  • どのような準備をすべきか悩んでいる方

上記に該当する方は、ぜひ最後までご覧いただき、今後の参考にしてください。

↓↓その他の記事も、あわせてご覧ください↓↓

スポンサーリンク

臨床実習の構成

作業療法臨床実習指針では、以下のように記載されています。

「理学療法士及び作業療法士法(昭和40 年6 月29 日法律第百三十七号)」に基づく「理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則(第二条 三)」により、教育内容(教育課程)に必要な区分科目として「専門分野」における「臨床実習」が定められている。

参考:作業療法 臨床実習の手引き 第5版

つまり、法律によって教育カリキュラムの中に「臨床実習」が含まれており、実習分の単位を取らなければ卒業できず、国家試験の受験資格も得られません。

N君
N君

作業療法士になるには、実習は避けて通れないんだね。

臨床実習には、

  • 臨床実習Ⅰ(基礎学実習)
  • 臨床実習Ⅱ(評価学実習)
  • 臨床実習Ⅲ(総合実習)

といった3種類の実習で構成されています。

臨床実習Ⅰ(基礎学実習)

臨床実習Ⅰは基礎学実習とも呼ばれ、大学・専門学校問わず1年次に行われます。

この実習では、

  • 作業療法士の働き方について勉強する
  • 病院や施設内の見学する
  • 実際に患者さんと触れ合う経験をする

といった内容について学びます。

臨床実習Ⅱ(評価学実習)

臨床実習Ⅱは評価学実習とも呼ばれ、主に2年次に行われます。

臨床実習Ⅰと比べて実践的な内容となっており、レポートを作成する際には、

  • カルテからの情報収集
  • 患者さんや他職種のスタッフへの聞き取った内容
  • 担当療法士からの聞き取った内容

といったように、様々な情報を収集し報告する必要があります。

それに加えて、

  • 考えられる問題点
  • 具体的な介入方法

などについても記載する必要があります。

臨床実習Ⅲ(総合実習)

臨床実習Ⅲ(総合実習)は総合実習とも呼ばれ、最後に行われる実習です。

この実習は、これまで学んできたことの集大成と言える内容であり、

  • カルテからの情報収集
  • 面接や観察、評価表を用いた各種評価
  • 治療計画の立案・実践
  • 中間評価、最終評価による結果検証

など、実際にあらゆる評価・実践を1通り行います。

臨床実習における4つの心構え

本記事でお伝えしたい臨床実習における心構えは、以下の4つです。

  • すべてを完璧にこなす必要はない
  • 社会人としてのマナーを忘れない
  • 積極的にコミュニケーションを取る
  • 実習の目的を忘れない

すべてを完璧にこなす必要はない

先ほどの説明で、臨床実習は『やることが多くて大変だ』と思う方もいることでしょう。

臨床実習の到達目標は、以下のように定められています

  1. 倫理観や基本的態度を身につける
  2. 許容される臨床技能を実践できる
  3. 臨床実習指導者の作業療法の臨床思考過程を説明できる
  4. 作業療法の計画立案ができる

臨床実習は、見学→模倣→実施の過程を経て、自分1人で行えるように進めていきます。はじめから1人で全てを行う必要はありませんし、できなくて当然です。

気持ちに余裕をもって、安心して実習に臨んでください。

社会人としてのマナーを忘れない

先ほど解説した「基本的態度」について、手引きには以下のように記載されています。

ここでは、

  • 挨拶
  • 言葉づかい
  • 実習中の態度
  • 時間や期限を守ること
  • 指導者への報告・連絡・相談

といったことなどが挙げられており、実習生といえども、社会人としてのマナーは厳しく求められます。

上記の内容については、実習中必ず守るように心がけましょう。

積極的にコミュニケーションを取る

臨床実習は、さまざまな方と関わることができる貴重な機会です。

積極的にコミュニケーションをとり、多くのことを学べるよう心がけましょう。

これまで臨床に長く携わってきた先生方からお話を聞くことは、自分で1から調べるよりはるかに多くのことを学ぶことができます。

実習中は自主学習に割ける時間が特に少なくなるので、学習効率を高めるためにも、積極的なコミュニケーションを意識してみましょう。

実習の目的を忘れない

臨床実習の目的というのは、

  • 作業療法士としての知識や技術を学ぶこと
  • 患者さんやスタッフとの関わり方について学ぶこと

であり、臨床実習に合格し単位を得ること、レポートを完成させることではありません。

実習の目的を見誤ってしまうと、

  • レポートを徹夜で作成し、体調を崩してしまう
  • 見学をする際、不適切な態度を取ってしまう
  • 患者さんから不快に思われてしまう

といったように、実習先に迷惑をかけてしまうことも考えられます。

そうならないためにも、実習の目的を忘れずに日々の実習に臨みましょう。

臨床実習前にやるべき準備とは?

臨床実習前にやるべき準備は、主に以下の2つです。

  • 専門知識や評価手技の確認
  • 生活リズムを整える

専門知識・評価手技の確認

特に、

  • 解剖学
  • 運動学
  • 生理学

といった基本的な内容について確認しておきましょう。

事前にまとめノートを作成したり、参考書に印を付けることで各科目ごとにどの本のどのページを見ればよいかについて把握しておくと良いと思います。

マニュアルを見ながらの評価実施はNG!

患者さん相手に評価を実施する際、教科書などマニュアルを見ながら行うことはできません。

評価の内容よりもすることばかりに意識が向いてしまい、患者さんの状態を正しく把握することができなくなります。またリスク管理も疎かになり、重大な事故を引き起こしてしまうことも想像できます。

事前学習の中で専門知識や評価手技について、入念に確認しておきましょう。

生活リズムを整えておく

実習で最も大切なのは、『元気に毎日参加すること』。そのためにも、日々の体調管理は欠かせません。

体調を崩してしまうと、満足に勉強することができないだけでなく、患者さんや実習先にも迷惑をかけてしまうことになります。

体調管理には十分気をつけて、臨床実習を乗り越えていって下さい!

さいごに

本記事では、『臨床実習に臨む上での心構え』について解説しました。

大切なポイントは、以下の4点です。

  • すべてを完璧にこなす必要はない
  • 社会人としてのマナーを忘れない
  • 積極的にコミュニケーションを取る
  • 実習の目的を忘れない

これから臨床実習に臨む方にとって、少しでも参考になる記事であれば幸いです。

今回は以上になります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました