人工知能(AI)が発展しつつあるけど、作業療法士の将来性ってどうなんだろう?くわしく教えてほしいなぁ。
こうした疑問に答えます。
- 10年後に無くならないしごとって?
- AI×作業療法士の可能性
- AIにしごとを奪われないための対策
人工知能(AI)などの技術発展が著しい世の中、今後10~20年後には仕事が大きく変わると予想されています。
こうした中で、
作業療法士の将来性ってどうなんだろう?
という不安の声も耳にします。
そこで本記事では、人工知能(AI)×作業療法士の将来性をテーマに解説していきます。
AIにしごとを奪われないための対策として、作業療法士として働くうえで意識すべきポイントについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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半分以上のしごとがAIに取ってかわる⁉
野村総合研究所が公表しているデータによると、10~20年後に日本の労働人口の約50%が就いている職業は、人工知能(AI)に取ってかわられると推計されています。
半分も⁉しごとが無くなっちゃう可能性があるってことなの・・?
これは2015年のデータなので、すでにいくつかのしごとはAIに取って代わりつつあります。
例えば、以下のようなものがあります。
- レジ係
- データ入力係
- 検収・検品係員
- 自動車組み立て工
- 一般事務員
AI技術は日々進歩しているので、今後より一層多くのしごとがAIに奪われる可能性があります。
「AIにしごとを奪われるのはまだ先のこと」と思わず、早めの対策をすることが大切です。
AIによって無くなる可能性が高い職業
そのほかにAIによって無くなる可能性が高い職業として、以下のものがあります。
- 医療事務員
- 駅係員
- マンション管理人
- 銀行窓口係
- 警備員
- 建設作業員
- 新聞配達員
- スーパー店員
- タクシー運転手
- ビル清掃員
人工知能(AI)は、「画像認識・音声認識・言語識別・制御・予測」に優れています。
これらを主とした仕事は、この先取って代わられる可能性が高いと言えます。
作業療法士のしごとは無くならない⁉
作業療法士のしごとも無くなる可能性があるってこと・・?
AIにしごとを奪われにくい職業として、以下のものがあります。
- 映画監督
- カウンセラー
- 経営コンサルタント
- 作業療法士
- 教員
- スポーツインストラクター
- テレビカメラマン
- 俳優
- 美容師
しごとを奪われにくい職業として、作業療法士がランクインしています。
必ずしも仕事が無くならない、ということではありません。時代にあわせて早めの対策が大切です。
AI×作業療法士の可能性は∞
AI技術の発展は、作業療法士にどのような効果をもたらすのでしょうか。
結論、AIが作業療法士のはたらき方に与える影響は非常に大きなものがあります。
業務の効率化をもたらす
AI技術が発展することで、業務の効率がアップするのは間違いありません。
例えば、
- 電子カルテの導入
- 蓄積された膨大なデータ管理
- 効果的なリハビリプログラムの提案
- カンファレンスの資料作成
をはじめとする、セラピストがかかえるリハビリ以外の業務負担が大幅に減ります。
それによって、従来と比べて働きやすい環境づくりに貢献してくれることでしょう。
リハビリ器具の開発に貢献する
AI技術が発展することで、リハビリの過程でAIが代行できる業務が増えてきます。
例えば、介護用歩行支援ロボット「HAL(ハル)」などが有名です。
こちらは、歩くときの筋収縮を感知し、足の振りだしをサポートしてくれる治療器具の一種です
「患者さんの負担はより少なく、リハビリの効果はより大きく」。AIは、そんな素晴らしい未来をもたらしてくれることでしょう。
AIにしごとを奪われないための対策
AIにしごとを奪われないためには、どうすればいいんだろう・・
AI技術は日々どんどん進歩しているので、この先どのしごとがAIに取って代わられるか、誰にも分かりません。
大切なのは、AI時代に備えてしごとを奪われないために事前に準備をすることです。
具体的にどんなことをすべきか、順番に見ていきましょう。
対策①:AIに対する知識を身につける
AIにしごとを奪われないためには、AIに対する知識を身につけましょう。
そして、AIが得意な分野・苦手な分野を理解し、上手に活用することが大切です。
新聞やニュース、インターネットを活用して、情報収集をこまめに行いましょう。
AI同様、自分自身も日々アップデートしていこう!
対策②:AIにできない能力を高める
AIでは代替できない、作業療法士でないとできない能力を高めましょう。
リハビリ職ならではの強みといったら、患者さんに寄り添って心身のケアを行う、いわゆる「ヒトの温かみ」のようなものだと思います。
基本的な検査やリハビリプログラム提案、データ測定・解析はAIに任せられますが、人と人との関係性から生まれるものについては、AIでも代替できないでしょう。
日々の臨床の中で、こうしたスキルに磨きをかけましょう。
まとめ:AI×作業療法士の可能性
以上、人工知能(AI)×作業療法士の将来性をテーマに解説しました。
さいごにもう一度おさらいしておきましょう。
- 約半分のしごとはAIに奪われる
- 作業療法士はAIに取って代わられにくい仕事
- AI×作業療法士の可能性は∞
- AIの知識を身につけ、AIに負けないスキルを磨こう
AI技術が発展することで、作業療法士のはたらき方は間違いなく変わります。
その他の職業とちがって、作業療法士という仕事すべてがAIに取って代わられる可能性は、現状低いと言えます。
AI時代を恐れるのではなく、AIの得意な分野をうまく取り入れ、よりよいリハビリを提供できるよう共存していくことが大切です。
今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。