自分って話すの下手だよなぁ。
本当に伝わってるか不安になるよ。
それなら必ず相手に伝わる
結論から話す技術を紹介するよ!
- 話の要点が分かりにくいと言われる
- つい話が長くなってしまう
- 相手にちゃんと伝わっているか不安だ
コミュニケーションにおいて、こうしたお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こうした悩みを感じる原因として、
- 伝えたいポイントが絞れていない
- 話が脱線して、もとの話題に戻れない
- 話す内容を途中で忘れてしまう
といった色々なことが考えられますが、その根本にあるのが「結論から話していない」ということです。
そこで今回は、コミュニケーションの鉄則である「結論から話す技術」について解説します。
相手に分かりやすく情報を伝えるためには、まず第1に結論から話し、要点を明確にすることが大切です。
- 相手に伝わる話し方について学びたい
- 結論から話すメリットを知りたい
- 具体的な例文をもとに学習したい
上記に該当する方は、ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてみてください!
要点は、結論から話せば必ず伝わる
コミュニケーションにおいては、結論から話すことで相手に必ず要点を伝えることができます。
少し大げさすぎるかもしれませんが、結論から話すことは、それほど効果があることなのです。
結論から話すべき2つの理由
結論から話すべき理由として、以下の2つがあります。
- 物事がシンプルに明確になる
- 短時間で必要なことを伝えられる
理由①:物事がシンプルに明確になる
一般的には、
- 「第一印象」がその後の理解に影響する
- 集中力が保たれるのは、冒頭のわずか30秒ほど
といったことが明らかにされています。
つまりコミュニケーションにおいて、「シンプルに」「分かりやすく」伝えることがとても重要です。
結論から話すことで、物事の要点が驚くほどシンプルに明確になります。
すると、聞き手側にも内容を強く印象づけることができるため、非常に効果的と言えます。
理由②:短時間で必要なことを伝えられる
結論から話すことによって、余計な説明をダラダラとする手間を省くことができます。
それによって、短時間で相手に必要な情報を伝えることができるので、聞き手側に与えるストレスも軽減されます。
お互いが気分よくコミュニケーションを取るためにも、結論から話すことで端的に伝えることを意識してみましょう。
「結論から話す」は絶対ではない
結論から話すことによる効果は期待できますが、必ずしも絶対!というわけではありません。
話題によっては、結論から話さない方が良い場合もあります。
例えば、以下のような場合が考えられます。
- マイナスな印象が強い場合
- ある程度考える時間が必要な場合
マイナスな印象が強い場合
マイナスな印象が強い話題の場合には、いきなり結論から話しはじめることはオススメしません。
聞き手側としては、「なぜ」「どうして」の感情が先行してしまい、話をスッと理解することができません。
例としては、
今日で仕事を辞めます
え、いきなりどうして・・?
みたいな会話です。
「なぜ」「どうして」が先行してしまうと、必要以上にイライラしてしまい、お互い冷静に話をすることが難しくなります。
マイナスな印象が強い場合は、いきなり結論から話しはじめるのではなく、その背景・理由からはじめることが大切です。
ある程度考える時間が必要な場合
ある程度考える時間が必要な場合には、結論から話しはじめても伝わらないことが多いです。
例えば、
- リハビリの実施計画
- 備品購入の見積もり
のような話題では、いくら頼りになる上司だからといって即決断はできません。
時間をかけて検討する必要がある話題の場合は、きちんと順を追って説明することが大切です。
結論から話す技術【PREP法】とは?
結論から話す技術としてよく使われているものの1つに、『PREP法』があります。
これは、簡潔かつ説得力のある文章を作る技術であり、主にビジネスシーンで役立つ話し方です。
PREP法では、以下の4ステップから文章を構成します。
- P…Point(結論)
- R…Reason(理由)
- E…Example(事例、具体例)
- P…Point(結論:くり返し)
押さえておきたい2つの特徴
PREP法の特徴として、以下の2つが重要です。
- 結論から話すこと
- 結論をくり返すこと
「はじめに結論を述べる→その理由と具体例を挙げる→くり返し結論を述べる」
このように会話を行うことで、聞き手側の記憶に残りやすくなります。
聞き手側にとっても、結論を意識したままその理由や具体例を聞くことができるため、話の展開を理解しやすくなります。
思考の整理にも役立つ◎
PREP法は、話す技術であると同時に、話を理解する技術でもあります。
- P…Point(結論)
- R…Reason(理由)
- E…Example(事例、具体例)
- P…Point(結論:くり返し)
という4段階にもとづいて、「要点は○○、理由は△△で、具体的には□□ということだ。だから○○なのか・・」のように、論理的に思考を整理することができます。
普段から、こうした基本的な型を思い出し、思考を整理したうえで会話することが大切です。
参考:PREP法を用いた会話の例
次に、参考までにPREP法を用いた会話の例をご紹介します。
本投稿の目的は、コミュニケーションの鉄則である『結論から話す技術』について解説することです。
なぜ『結論から話す』ことが重要なのか、理由は主に2つです。まず1つ目は、物事がシンプルに明確になるためです。2つ目は、相手に短時間で必要なことを伝えられるためです。このような理由から、PREP法は、相手に伝わる話し方としてビジネスシーンなどで広く使用されています。
一般的に多くの人は、話を聞く時に集中できているのは、冒頭30秒程度くらいと言われています。そのため、いかに短時間でシンプルに伝えることができるかが重要です。結論から話すことで、要点を明確にすることができ、聞き手側の理解を促すことができます。
結論から話す技術について理解・実践することは、今後の人生において、幅広く社会で活躍するうえで必ず役に立つことでしょう。
会話の要点が分かりやすいね!
これならキチンと伝わりそうだ。
まとめ:結論から話す技術とその効果について
以上、コミュニケーションの鉄則である「結論から話す技術」について解説しました。
結論から話すことで、
- 物事がシンプルに明確になる
- 相手に短時間で必要なことを伝えられる
といった効果が得られること、そのための具体的な方法が「PREP法」であることは押さえておきましょう。
今回は以上です。本記事で紹介した例文とあわせて、ぜひ活用してください!