新しくシューズの購入を考えています。レース用でも使えるような性能で、マラソン初心者でも扱いやすい、そんなシューズがあれば教えてほしいなぁ・・
ここ数年、カーボンプレートを搭載した厚底シューズを履いたランナーの方が、軒並み好記録を出しています。
ただこうした厚底シューズには、
- 初心者ランナーは扱いにくい(オーバースペック)
- シューズが消耗しやすい
- コスパが悪い
といったようなマイナスな部分もあるでしょう。
本記事では、数ある厚底シューズの中でも「初心者でも扱いやすく」「コスパが良い」そんな一足を紹介していきます。
履き心地やサイズ感、実際に走ってみたリアルな感覚を踏まえてレビューしていきますので、ぜひ最後までご覧ください!
ブロックエディターに完全対応!
直感的な操作で簡単ブログ作成!
見るたび気分が上がるデザイン!
圧倒的な使い心地の最強テーマ!
圧倒的な使いやすさ、どんどん追加される新機能、おしゃれなデザイン性
そのすべてを兼ね備えた最強のWordPressテーマ「SWELL」
\ 国内最高峰の使い心地を手に入れよう /
今回紹介するシューズがコチラ!
今回紹介するのは、こちらのアシックス「マジックスピード2」です。
基本スペック紹介
マジックスピード2の基本スペックは、以下のとおりです。
項目 | 内容 |
---|---|
製造国 | ベトナム |
サイズ展開 | 24.5-29、30、31-32 |
シューズ幅 | 通常モデル / WIDE |
アッパー素材 | 合成繊維・合成樹脂 |
ミッドソール素材 | FF BLAST PLUS / FLYTEFOAM |
価格 | ¥16,500(税込み) |
重量 | 約240g (27.0cm片足重量) |
公式サイトにも掲載されている商品詳細もチェックしておきましょう↓
MAGIC SPEED2は、自己ベスト更新を目指すランナーをメインターゲットとしたシューズです。
METASPEED SERIESに連動してアップデートした今作は、タイムを狙うレースや日々のトレーニングなどの用途に使用いただけます。
フルレングスのカーボンプレートをミッドソールで挟み込むことで、キック時のよりスムーズで力強い推進力を発揮。
またミッドソール上層部にFF BLAST PLUSを採用し、シューズの軽量化を図りながら、反発性をさらに高めています。
引用元:MAGIC SPEED 2 | AMBER/WHITE
今作は、「フルレングスのカーボンプレート」「改良されたミッドソール素材」によって生み出される、
- 力強い推進力
- 高い反発性
が大きなセールスポイントであると言えます。
サイズ・カラー展開
マジックスピード2は、シューズ幅「通常」「WIDE」の2種類で販売されています。
それぞれのシューズでのカラー展開は、以下のとおりです。
マジックスピード2(シューズ幅:通常)
マジックスピード2(シューズ幅:WIDE)
上位モデル「METASPEED SKY⁺」との性能比較
最近のマラソン大会を席巻している上位互換モデル「METASPEED SKY⁺」との性能比較は、以下表のとおりです。
METASPEED SKY⁺ | 比較項目 | マジックスピード2 |
---|---|---|
前足部:28mm 後足部:33mm | ミッドソール厚み (メンズ数値) | 前足部:24mm 後足部:31mm |
FF BLAST TURBO | ミッドソール素材 | FF BLAST PLUS / FLYTEFOAM |
¥27,500(税込み) | 価格 | ¥16,500(税込み) |
約205g | 重量 (27.0cm 片足重量) | 約240g |
マラソンレース | オススメ使用シーン | マラソンレース インターバル走 スピードトレーニング |
両者を比較すると、ミッドソールの厚み・素材、シューズの重量に差がありそうです。
上位互換モデル「METASPEED SKY⁺」ほどの機能性はないものの、スピードトレーニングやマラソンレースでも十分使用できる機能性があることが分かります。
上位モデルだと、オーバースペックで使いこなせないかも・・
こうした場合、10,000円以上安く手に入るマジックスピード2がオススメです。
旧モデル「マジックスピード」との性能比較
前作からのアップデートした点について、以下の表を使って比較していきます。
旧:マジックスピード | 比較項目 | 新:マジックスピード2 |
---|---|---|
FF BLAST | ソール素材 | FF BLAST PLUS |
29mm | ソール厚み | 31mm |
5mm | ドロップ | 7mm |
前足部のみ | カーボンプレート | 全体に搭載 |
¥17,600(税込み) | 価格 | ¥16,500(税込み) |
約230g | 重量 | 約240g |
旧モデルから大幅にアップデートしたのは、主に以下の4点です。
- ミッドソール素材・厚み
- アウトソール
- カーボンプレート
- 販売価格
それぞれのポイントについて、順番に見ていきましょう。
改善点①:ミッドソール素材・厚み
ミッドソールの上層には、軽量で反発性に優れた素材「FF BLAST PLUS」が採用されています。
最上位モデルではないということもあり、厚底特有の「バウンド感」は比較的落ち着いています。
その分安定性が高く、厚底に慣れていない初心者ランナーの方でも扱いやすい性能であると言えます。
またかかと部分の作りを旧モデルより厚くしたことで、足にかかる負担を軽減しています。
改善点②:アウトソール
アウトソールには、上位互換モデル「METASPEED⁺」シリーズにも搭載されている「ASICSGRIP」が使用されています。
さまざまな路面コンディションでも力強いグリップ力を発揮することができます。
旧モデル「マジックスピード」では、濡れた路面で滑りやすいことがマイナスポイントでしたが、今作ではしっかりと改善されています。
またこちらの「ASICSGRIP」は耐久性にとても優れた素材ですので、距離を走ってもそれほど摩耗することなく、長く着用することができます。
改善点③:カーボンプレート
旧モデル「マジックスピード」で前足部のみであったカーボンプレートを、今作ではかかと部~前足部にかけてフルレングスで搭載しています。
これによって蹴りだし時の足の動きを安定させ、前方への高い推進力を生み出してくれます。
改善点④:販売価格
「マジックスピード2」の大きな魅力の1つが、販売価格です。
旧モデル「マジックスピード」から
- ミッドソール素材・厚み
- アウトソール
- カーボンプレート
の3点について大幅にアップデートされましたが、価格は1,100円 も安くなっています。
履いてみて感じた良いところ・気になるところ
私自身、購入・実際に着用して感じた良かったところ・気になるところについてまとめます。
良かった点
マジックスピード2を実際に着用して感じた良かったところは、以下の3点です。
- 抜群のホールド感
- 高い反発性×推進力がスゴイ
- 耐久性が高くガシガシ履ける
足首まわりのフィット感が丁度よく、シューズ全体の優れたホールド感を実感することができました。
またカーボンプレートがフルレングスで搭載されたことで、反発性・推進力をしっかりと感じることができます。
それに加えてシューズの耐久性が高く、数百キロは余裕で走れるので、トレーニングからレースまで幅広いシーンでガシガシ着用できます。
気になる点
反対に少し気になったところについては、以下の2点です。
- ややシューズが重い
- シューズ底がやや硬め
10km~20kmまではそれほどですが、さらに長い距離を走った時にはシューズの重さが気になりました。(単純に疲労もあるかと思いますが・・)
またこれはカーボンプレート搭載の厚底シューズあるあるだと思いますが、接地時の感覚がやや硬めに感じました。
まとめ:「マジックスピード2」開封レビュー
以上、アシックスのランニングシューズ「マジックスピード2」について紹介しました。
- 弾むような反発力
- 動きの安定性と高い推進力
- 力強いグリップ力
- 良心的な価格
「マジックスピード2」は、トレーニング~レースまで、どんなシーンでも使える万能シューズです。
旧モデル「マジックスピード」から大幅にアップデートされたにもかかわらず、良心的な価格設定であることも大きな魅力です。
サブ3.5切りを目指す初心者~中堅ランナーの方にとって、大活躍間違いなしのシューズではないかと思います。
ぜひこの機会にお試しいただき、本格的なマラソンシーズンに向けてトレーニングに励んでいきましょう!
今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。