かぴまるランニングの時間を確保するためには、もう少し睡眠時間を削った方が良いのかなぁ?トレーニングと睡眠を両立したいって思うけど、中々難しいんだよなぁ・・どうするのが良いんだろう?
今回は、こうした疑問に答えます。
- 結論:睡眠時間を削ってまで走るのはNG
- 睡眠がランニングに与える影響
- ランナーに必要な睡眠時間とは
こんにちは、かぴまるです。
僕自身も月間350kmほど、サブ40(フルマラソン2時間40分切り)を目標にランニングを楽しんでいます。
今回のテーマは、
ランニングと睡眠時間の関係
についてです。
『明日は朝早いから、今日は走るのをやめようかな』
『でも計画どおり走らないと、レースに影響でるよなぁ・・』
マラソン本番に向けてトレーニングをしている中で、こんな葛藤を経験したことはありませんか?
仕事が忙しくて帰宅が遅くなり、走る時間を確保しようとすると睡眠時間を削るしかない。あるいは、早朝ランニングのために睡眠時間を犠牲にしている。
睡眠とトレーニング、どちらを優先すべきなのか
この悩みは、多くのランナーが直面する問題です。
今回は、睡眠とトレーニングの関係性について、どう判断すべきかについて詳しくお伝えしていきます。

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結論:睡眠時間を削ってまで走るのはNG

本記事の結論ですが、
睡眠時間を削ってまで走る必要はありません。
かぴまるまぁ冷静に考えればそうだよね・・
睡眠を犠牲にしてまで行うトレーニングは、かえって逆効果になることの方が多いのです。
その理由などについて、これから詳しく説明していきます。
睡眠がランニングに与える重要な影響

睡眠は、ランナーにとって非常に重要な『休養』の一部です。
ランナーにとって、走ることだけがトレーニングではありません。
休養もまた、走ることと同じくらい重要なトレーニングの要素なのです。
①:筋肉の回復と成長
ランニングをすると、筋繊維に微細な損傷が起こります。
この損傷が修復される過程で筋肉はより強くなるのですが、この修復作業が最も活発に行われるのが睡眠中なのです。
睡眠中には成長ホルモンが分泌され、筋肉の修復と再生を促します。
特に、深い睡眠(ノンレム睡眠)の時間帯に成長ホルモンの分泌が最大になります。
睡眠時間が不足すると、この修復プロセスが不十分になり、筋肉が十分に回復しないまま次のトレーニングを行うことになります。
その結果、疲労が蓄積し、パフォーマンスが低下するだけでなく、ケガのリスクも高まってしまうのです。
②:免疫機能の維持
睡眠不足は、カラダの免疫力を大きく低下させます。
ランニングは適度に行えば免疫力を高めますが、睡眠不足の状態で走ると、かえって免疫力を下げてしまいます。
風邪をひきやすくなったり、体調を崩しやすくなったりして、結果的にトレーニングの継続が難しくなります。
マラソン本番までの数ヶ月間は、怪我や病気なく走り続けることが何より重要となるため、十分な睡眠による免疫力の維持が欠かせません。
③:ホルモンバランスの調整
睡眠不足は、様々なホルモンバランスを乱します。
特にランナーにとって重要なのが、コルチゾール(ストレスホルモン)の増加です。
睡眠不足によってコルチゾールの分泌が増えると、
- 筋肉が分解されやすくなる
- 脂肪を蓄積しやすい
といった影響を受けるため、トレーニング効果の減少や体重管理に悪影響を及ぼします。
さらに、睡眠不足は食欲を調整するホルモン(グレリン・レプチン)のバランスも崩します。
食欲が増して、特に高カロリーな食べ物を欲するようになり、体重コントロールがより一層難しくなります。
④:集中力と判断力の低下
睡眠不足は、脳の機能も低下させます。
- 段差につまずく
- 信号の変わり目を見落とす
- 車との距離感を誤る
といったように、ケガや事故のリスクが高まります。
また睡眠不足による集中力の低下は、ランニングフォームの乱れにもつながります。
無意識のうちに悪いフォームで走っていて、それが膝や腰への負担を増やし、ケガの原因となりかねません。
⑤:メンタル面への影響
睡眠不足は、イライラや気分の落ち込みなど、メンタル面にも悪影響を及ぼします。
ランニングを続けるには、前向きな気持ちとモチベーションが必要です。
睡眠不足でメンタルが不安定になると、「走るのが辛い」「楽しくない」と感じやすくなり、トレーニングを続けにくくなってしまいます。
睡眠不足でのトレーニングが招くリスク

睡眠不足状態でのトレーニングが招くリスクとして、以下のようなものがあります。
睡眠不足でのトレーニングが招くリスク
- オーバートレーニング症候群
- ケガのリスクの増大
- トレーニング効率の低下
それぞれ順番に見ていきましょう。
①:オーバートレーニング症候群
睡眠不足の状態で無理にトレーニングを続けると、オーバートレーニング症候群に陥る危険性があります。
『オーバートレーニング症候群』とは、トレーニングによる疲労が回復しないまま蓄積し、慢性的な疲労状態になること。パフォーマンスの低下、慢性的な疲労感、睡眠障害、食欲不振、気分の落ち込み、安静時の心拍数上昇などの症状がみられます。
一度オーバートレーニング症候群になると、回復に数週間から数ヶ月かかることもあります。
マラソン本番前にこの状態になってしまうと、完走どころではなくなってしまうため要注意です。
②:ケガのリスク増大
睡眠不足は、ケガのリスクを大幅に高めます。
筋肉の回復が不十分なまま走ることで、ランナー膝、シンスプリント、足底筋膜炎、疲労骨折などのケガが発生しやすくなります。
また、集中力の低下により、転倒などの事故も起こりやすくなります。
特に夜間や早朝の薄暗い時間帯に、睡眠不足の状態で走るのは非常に危険です。
③:トレーニング効率の低下
睡眠不足の状態で走っても、トレーニング効果は期待できず、むしろカラダにストレスを与えるだけになってしまいます。
同じ距離を走るにしても、十分に休養を取った状態で走る方が、はるかに高い効果が得られます。
『走った距離』ではなく、『質の高いトレーニングを積み重ねること』を意識してみましょう。
ランナーに必要な睡眠時間

では、ランナーはどのくらいの睡眠時間を確保すべきなのでしょうか。
一般的に成人の推奨睡眠時間は、およそ7~9時間とされています。
トレーニングをしているランナーの場合、もう少し多い8〜9時間の睡眠が理想的です。
特にキツいトレーニングをした日の夜は、いつもより長めの睡眠を取ることをおすすめします。
週末など時間が確保できるときは、昼寝も有効です。
30分程度の短い昼寝でも、カラダの回復を促進する効果があります。
睡眠の質も重要
睡眠時間だけでなく、睡眠の質も大切です。
浅い睡眠を9時間取るよりも、深い睡眠を7時間取る方が回復効果は高いのです。
質の良い睡眠を取るためには、
- 就寝前のスマートフォンやパソコンの使用を控える
- 寝室を暗く静かに保つ
- 適度な室温を維持する
- 就寝3時間前には夕食を済ませる
といった工夫が有効です。
『睡眠を優先した結果、走れる日が減ってしまう』という場合

「睡眠を優先すると、計画通りに走れなくてマラソン完走できないのでは・・?」という不安を感じる方もいるでしょう。
質の高いトレーニングが完走への近道
実は、週5日を睡眠不足で走るよりも、週3日を十分な休養を取りながら走る方が、マラソン完走の可能性は高まります。
質の高いトレーニングを継続することが、何よりも重要なのです。
ケガや病気で走れなくなってしまっては、どんなに完璧な計画も意味がありません。
長期的な視点を持つことが大切
マラソンは一度きりのイベントではありません。
完走した後も、ランニングを続けていきたいと思っている方がほとんどでしょう。
だからこそ、今回のマラソンで無理をして身体を壊すよりも、健康的にトレーニングを続けられる習慣を作ることの方が大切です。
かぴまる長期的な視点で考えれば、睡眠を優先することが大切なんだね!
まとめ:睡眠はトレーニングの一部
以上、睡眠とトレーニングの関係性についてでした。
結論、睡眠時間を削ってまで走る必要はありません。
睡眠こそが、トレーニング効果を最大化し、ケガを防ぎ、健康的にマラソンに挑戦するための基盤なのです。
マラソンは長い道のりです。焦らず、身体の声に耳を傾けながら、着実にトレーニングを積み重ねていきましょう。
十分な睡眠を取りながら走ることで、健康的に、そして楽しくゴールを目指せるはずです。
今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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