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【ランナー必読の1冊】ダニエルズのランニング・フォーミュラ | 概要

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N君

【ダニエルズのランニングフォーミュラ】という書籍が気になっています。購入する前に、どんな内容なのか概要について知りたいです。

こうした意見に答えます。

本記事の内容
  • 「ダニエルズのランニングフォーミュラ」概要
  • ダニエルズ式トレーニングの特徴

本格的なマラソンシーズンに向けて、日頃からランニング・トレーニングに取り組んでいるという方も多いかと思います。

学生時代の部活動とちがって、「誰かに教えてもらいながら走っている」「チームに所属して複数人でメニューをこなしている」という方は少ないのではないでしょうか?

そんな時に役立つのが、トレーニング理論がまとめられた書籍です。。

数ある書籍の中でも世界的にベストセラーとなっているのが、今回紹介する【ダニエルズのランニングフォーミュラ】です。

こちらの書籍では、

  • ランニングの基本原則
  • トレーニングの原理
  • 実際のトレーニングメニュー

といった感じで、理論~実践まで幅広く学ぶことができる一冊です。

要点をコンパクトに紹介していきますので、「購入前に概要を知っておきたい」という方は、ぜひ参考にしてください!

この記事を書いた人

<プロフィール>

  • カピまるブログ運営者
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  • サブエガ目標ランナー
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目次

「ダニエルズのランニングフォーミュラ」概要

この書籍の著者は、「世界最高のランニングコーチ」と称されるジャック・ダニエルズ氏です。

学生を含む世界屈指の中・長距離選手を、コーチ・メンターとしてサポートし、そのキャリアは55年を超えます。

ダニエルズ氏自身も近代五種でオリンピックで2度のメダリスト、世界選手権では優勝を果たすなど、競技者としての実績も残されています。

そんな世界的なコーチの指導方法を学ぶことができるのが、「ダニエルズのランニングフォーミュラ」なのです。

2023年時点で、第4版となるこちらが最新版となっています。

書籍の構成

こちらの書籍は、以下のような項目で構成されています。

PARTⅠ フォーミュラを理解する

  • 1章:ランニングの成功を決める要素
  • 2章:トレーニングの原理とテクニックのポイント
  • 3章:生理学的能力のプロフィールとトレーニングのプロフィール
  • 4章:トレーニングのタイプと強度
  • 5章:VDOT
  • 6章:環境に応じたトレーニング・高地トレーニング
  • 7章:トレッドミルトレーニング
  • 8章:体力向上のトレーニング
  • 9章:休養と補助的トレーニング

PARTⅡ フォーミュラを応用する

  • 10章:1シーズンの構築
  • 11章:800mのトレーニング
  • 12章:1500mから2マイルまでのトレーニング
  • 13章:5kmと10kmのトレーニング
  • 14章:クロスカントリーのトレーニング
  • 15章:15kmから30kmまでのトレーニング
  • 16章:マラソンのトレーニング
  • 17章:ウルトラトレイルのトレーニング
  • 18章:トライアスロンのトレーニング

この構成から分かるように、トレーニング理論~具体的なトレーニングプログラムといった実践的な内容まで、幅広く学ぶことができます。

マラソンだけをピックアップしているわけではなく、中距離種目やクロスカントリー、ウルトラマラソンやトライアスロンといった種目まで、多くのアスリートに役立つ内容となっています。

ダニエルズによるトレーニングの特徴

ダニエルズによるトレーニングの特徴として、以下の3つが挙げられます。

  • トレーニング強度の分類
  • VDOTを用いたトレーニング強度の設定
  • 4つのフェーズによるトレーニングの組み立て

それぞれ順番に見ていきましょう

①:トレーニング強度の分類

書籍ではトレーニング強度を5つに分類し、練習メニューの大半はこれらから構成されていると述べています。

トレーニング強度の5つの分類

  • E(Easy)ランニング
  • M(Marathon)ランニング
  • T(Threshold)ランニング
  • I(Interval)ランニング
  • R(Repetition)ランニング
カピまる

トレーニング強度は、【E⇒M⇒T⇒I⇒R】の順に高くなっているよ!

各トレーニングの内容や目的については、以下のとおりです。

項目トレーニング強度目的・効果週間走行距離に対する練習量
E59~74%心筋の強化
血管新生の促進
25~30%
M75~84%ペースに慣れる15~20%
T85~88%持久力強化10%
I95~100%有酸素性能力の向上10km
or
8%のどちらか少ない方
R105~120%無酸素性能力の向上
ランニングエコノミー
スピードの向上
8km
or
5%のどちらか少ない方

この表から、以下の2点が大切であることが分かります。

  • 練習の大部分はEペース(ジョギング)
  • 特定の練習ばかり行うのは非効率的

【Eペース(ジョギング)+○○】といったように、強度の低いものと高いものを組み合わせてトレーニングを行うことが効果的だと言えます。

②:VDOTを用いたトレーニング強度の設定

VDOTは、ダニエルズ氏がオリジナルで考案したもののひとつです。

これは、

  • VO2max
  • 最大強度の速度におけるランニングエコノミー
  • レースにおける距離別%VO2max

といったデータをもとに作成された、ランニングの実力を測る独自の指標です。

こちらのサイトから、実際にVDOTの数値をカンタンに算出できるので、試しにやってみましょう。

ちなみに、僕の記録から算出したものがコチラ↓

VDOT測定

あわせてトレーニング強度(E,M,T,I,R)についても数値で示してくれるので、すぐにトレーニングに応用できて非常に便利です。

VDOT計測結果

これを参考にメニューを考えれば、適度な負荷で効率よくトレーニングをこなすことが可能となります。

③:4つのフェーズによるトレーニングの組み立て

ダニエルズ氏によると、1シーズンを4つのフェーズに分けて考えることが大切だとしています。

フェーズ内容目的
基礎トレーニング基盤の構築
ケガの予防
質の高いトレーニングを行う
はじめの段階
速いスピードへの適応
質の高いトレーニングを行う
移行期の段階
有酸素性能力の向上
質の高いトレーニングを行う
さいごの段階
持久力の向上
スピードの強化

各フェーズの長さは、どの競技も同じというわけではありません。

  • 中距離を走る⇒Rペースも積極的に行う。
  • マラソンを走る⇒Iペースの頻度を増やす

といったように、自分が挑戦するレースに応じて設定することが大切だとしています。

こちらの書籍には、800m~トライアスロンまで、さまざまな種目におけるトレーニングメニューが掲載されています。

カピまる

トレーニング内容を参考にしたい!という方は、一度読んでみる価値は十分にあると思うよ!

まとめ:「ダニエルズのランニングフォーミュラ」は必読です。

以上、「ダニエルズのランニングフォーミュラ」の概要について紹介しました。

  • ランニングの基本原則
  • トレーニングの原理
  • 実際のトレーニングメニュー

といった内容について、これほど詳しく解説されている本は、他を探してもそうありません。

この記事では紹介しきれないほどボリューム満点な一冊なので、気になった方はぜひ一読してみてください!

カピまる

【世界的なコーチの理論を学んで、トレーニングに活かしたい!】という方は、絶対に読むべきだと思うよ!

今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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