実習のとき「服装は何でもいいよ」って言われたけど、どんな格好で行くべきなんだろう?
こうした疑問に答えます。
これから臨床実習を控えている皆さんの中には、
- どんな服装で通えばいいの?
- スーツ?それとも私服?
- 「何でもいい」はどの程度まで許される?
こうした不安・疑問を感じている方いるかと思います。
忘れてはいけないのが、実習期間中は、学生といえど「社会人としての常識がもとめられる」ということ。
「なんでもいいよ」と言われた時こそ、服装選びをきちんと行う必要があります。
今回は、「作業療法臨床実習期間における服装」をテーマに、こうした不安・疑問にお答えしていきます。
ぜひ最後までご覧いただき、今後の参考にしていただければ幸いです。
大切な初日!何を着ていくべき?
皆さんが特に気になるのが、実習「初日」ではないでしょうか。
- 悪い印象を与えたくない
- スタートダッシュで失敗したくない
このように考えて、思い悩んでしまう・・という方も多いはず。
いったいどんな服装をするのが正解なのでしょうか?
迷ったらスーツを着ておけば間違いない
「何でもいい」って言われても、スーツを着ないといけないの?
実習の服装で迷った場合は、スーツを着ていけば間違いありません。
事前の電話で服装について問い合わせた際に、
- 何でもいい
- スーツでなくてもいい
と説明を受けることがあるかもしれません。
ただ、私自身の経験ですが、「実習初日=社会人初日(=入社式)」くらいのつもりで考えていた方が上手くいきます。
どんな時でも、「第一印象」はとても重要。その後の実習が上手くいくかどうか、ここで決まると言っても過言ではありません。
2日目以降の服装は確認しておこう
初日にスーツを着ていったら、「そんなにキチンとしなくていいよ」って先生に言われたけど、どうしよう?
それなら2日目以降は、もう少しラクな格好で行けばいいよ!
2日目以降の服装については、初日の先生方の反応を見て、判断するようにしましょう。
「そんなにキチンとしなくていい」ということであれば、次からは堂々と私服を着て行きましょう。
一方で、「学生はスーツが当たり前」みたいな風潮があるようでしたら、残念ですがスーツを着続けましょう(あまりないと思いますが・・)
服装選びの基準はズバリこれ!
2日目以降の服装選びの基準は、ズバリ以下のとおり。
何となくイメージしやすいかと思いますが、具体的な例としては、
- 襟付きのシャツ、ポロシャツ
- 胸元が開きすぎていない
- 身体にフィットし過ぎていない
- シワが目立たない
- 清潔感がある
- 無地
などが挙げられます。
こうした服装は、社会人として「常識的な」服装と言えます。
【注意】ふさわしくない服装もある
実習先への通勤時には、どのような服装が望ましいのでしょうか?
どうせすぐに着替えるわけだし、
何を着てもいいんじゃないの?
このように思う方もいらっしゃると思いますが、必ずしも何を着ても良いというわけではありません。
通勤時にふさわしくない服装のジャンルとしては、以下のものが挙げられます。
- 派手な柄シャツ
- プリントTシャツ
- ダメージジーンズ
- 短パン
- ミニスカート
- ヒールが高い靴
- サンダル
先ほども述べましたが、実習期間中は、学生といえど「社会人としての常識」が当然求められます。
スタッフの1人として、来院された方にとって「どう見えるか」を考えて過ごすことが大切です。
やめた方がいい服装の例
次に、実習中はやめた方がいい服装の例をご紹介します。
- 襟のないスウェットやTシャツ
- 胸元が開きすぎている
- 身体にフィットし過ぎている
- ダボっとし過ぎている
- シワが目立つ
- 短く露出が多い
- デザインが派手過ぎる
あれ、意外と当てはまるかも・・
「いつもこんな服装しているかも・・」という方は、実習期間中だけはやめることをオススメします。
オシャレとしては良いかもしれませんが、実習先へ着ていかないのが無難です。
まとめ:作業療法臨床実習における服装について
以上、「作業療法臨床実習期間における服装」をテーマに解説しました。
くり返しになりますが、実習期間中は、学生といえど「社会人としての常識」が当然求められます。
「なんでもいいよ」と言われた時こそ、服装選びをきちんと行いましょう。
紹介したポイントを参考に、今後の実習に役立てください。
今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。