
これから実習先に電話をします。これだけは気を付けた方が良い「やってはいけないこと」があれば事前に教えてほしいなぁ。
こうした疑問に答えます。
これから実習を控えている皆さんにとって、最初の関門となるのが「実習先への電話」です。
- どんなことを聞けばいいのかな・・
- 失礼な印象を与えないか不安・・
- 電話をかけるのがすごく憂鬱・・
このように不安を感じている方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、「実習先への電話における3大NG集」をテーマに、「これだけは気を付けた方が良い」ことを紹介していきます。
スタートダッシュでつまずかないように、最低限押さえておきたいポイントを分かりやすく解説していきます。
本記事を読めば、実習先への電話で失敗する心配が大きく減ることは間違いありません。
これから実習を控えている方は、本記事で紹介する内容をぜひ参考にしてください!
実習先への電話における3大NG

実習先への事前電話でしてはいけないことは、以下の3つが挙げられます。
- 社会人としてのマナーをわきまえていない
- 質問事項がまとまっていない
- 受け答えの仕方がだらしない
それぞれ具体例と合わせてご紹介していきます。
NG①:社会人としてのマナーをわきまえていない
学生といえど、実習先へ電話をかける際には、社会人としてのマナーをわきまえたうえできちんと対応する必要があります。
- 敬語の使い方
- ことば遣い
この2つに注目しながら、以下の例文を確認しましょう。
はじめの挨拶

「お忙しいところ失礼致します。
私、○○大学○○学部○○学科の△△と申します。
〇〇月○○日から予定されている臨床実習の件でご連絡致しました。
○○部(作業療法士/理学療法士の~)の○○先生におつなぎいただけますでしょうか。」
ここでは、以下3つのポイントを押さえておきましょう。
- 「お忙しいところ失礼致します」の一言
- 学校名、学部、名前を述べる
- 「臨床実習の件で」を用件を明確にする
かけて際に電話をとってくださるのは、多くが病院・施設の事務の方になると思います。
ストレスなく取り次いでもらえるよう、最低限の情報を伝えましょう。
電話取り次ぎ⇒本題へ

「お忙しいところ失礼致します。今お時間よろしかったでしょうか。
〇〇月○○日から実施が予定されている臨床実習でお世話になります、○○大学○○学部○○学科の△△と申します。
つきましては、当日の集合場所や時間、持ち物等についてご確認させていただいてもよろしかったでしょうか。」
電話を担当の先生へ取り次いでもらった後は、以下3つのポイントが大切です。
- 先生の都合を伺うよう、配慮する
- くり返し、丁寧に自己紹介をする
- 質問したい内容を具体的に伝える
事務の方→担当の先生に取り次ぐ際は、「○○大学の学生さんから△△先生にお電話です」のように伝えるはずです。
そのため、改めて自己紹介を丁寧に行う必要があります。
また、先生方は忙しい合間をぬって対応してくださるので、相手の都合を伺うよう配慮し、あらかじめ質問したいことを伝えましょう。
NG②:質問事項がまとまっていない
電話をかける前に、必ず質問事項をまとめて書き出しておきましょう。
質問事項がまとまっていないと、

あ、えぇっと・・そのー・・
といったように言葉につまり、電話越しでとても気まずくなります。
相手の先生に対して、悪い印象を与えてしまいますので注意しましょう。
具体的な質問事項としては、例えば以下のものがあります。
- 初日の集合場所、集合時間
- 昼食の有無(食堂を利用するか、持参するか)
- 持ち物(検査器具、パソコンなど)
- 勉強しておくべき内容(あれば)
事前に書き出すことで、スラスラと話すことができることに加えて、聞きそびれてしまうといったことも防げます。
事前準備をしっかりと行ったうえで、実習先へ電話をかけるようにしましょう。
NG③:受け答えの仕方がだらしない
電話をかける際には、受け答えの仕方にも注意が必要です。
- 声のトーンが低い
- 語尾を伸ばしがち
- 「えぇっと、、」とハッキリしない
こうした受け答えの仕方は、自分ではそういうつもりがなかったとしても、相手に悪い印象を与えてしまいます。
電話をかける前に、友達に話し相手になってもらって、自分の話し方のクセについて教えてもらいましょう。
すると、意外と自分では意識していないところで変な受け答えをしていることに気付くはずです。
まとめ:実習先への電話における3大NGをご紹介
以上、「実習先への電話における3大NG集」をテーマに、「これだけは気を付けた方が良い」ことを紹介しました。
実習先への事前電話における3大NGは、以下の3つです。
- 社会人としてのマナーをわきまえていない
- 質問事項がまとまっていない
- 受け答えの仕方がだらしない
今回紹介したポイントをしっかりと確認し、スタートダッシュでつまずかないよう注意しましょう。
以下の記事では、「実習先への電話のかけ方」の基本ルールについて詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

今回は以上になります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。