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【徹底解説】注意機能障害の総合評価スケール『CAT』まとめ

N君

注意障害に対する評価について勉強したいなぁ。

カピまる

それならCATについて解説しよう!

  • 作業中にミスしやすくなる
  • 同時に複数の仕事をこなせない
  • 集中力が続かない

注意障害では、こうした症状が見られるといった特徴があります。

本人が抱える症状を理解するうえで、評価を適切に実施することはとても大切なことです。

そこで今回は、注意機能障害に対する総合評価スケール『CAT』について解説します。

  • 注意障害に対する評価方法について学びたい!
  • 『CAT』の概要について勉強したい!
  • 臨床場面での実施を検討している!

上記のような方は、ぜひ参考にしていただき、今後の学習に役立ててください!

この記事を書いた人

<プロフィール>

  • ✔ カピまるブログ運営者
  • ✔ 2年目作業療法士
  • ✔ 仕事と暮らしの情報発信中
  • ✔ 愛用テーマ: SWELL
カピまるです!
目次

標準注意機能検査『CAT』の概要

『CAT』は、『標準注意機能検査:Clinical Assessment for Attention』の略称です。

  • 持続性注意
  • 選択性注意
  • 転換性注意
  • 配分性注意

という4つの注意機能に関する障害について、総合的に評価することができます。

評価できる機能一覧

CATで評価することができる機能については、以下のとおりです。

  • 注意の容量
  • 持続性
  • 選択
  • 転換(変換)
  • 配分

各機能について、標準化された方式で評価を行います。

評価を構成する7つの下位項目

CATは、以下の7つの下位項目から構成されています。

  • Span(視覚性・聴覚性)
  • 抹消課題(視覚性・聴覚性)
  • Symbol Digit Modalities Test (SDMT)
  • Memory Updating Test
  • Paced Auditory Serial Addition Test (PASAT)
  • Position Stroop Test (上中下テスト)
  • Continuous Performance Test (CPT)
課題
Span(視覚性・聴覚性)

Spanは、単純な注意の範囲や強度を検討するものです。

作動記憶や短期記憶、ワーキングメモリーの代表的な検査法として用いられています。

  • 間が数秒間という、非常に短い記憶力のこと。
  • 『保持』と『処理』を並行して行うシステムである。

こちらは、

  • Digit Span(数唱)
  • Tapping Span(視覚性スパン)

といった、2つの課題から構成されています。

課題
抹消課題(視覚性・聴覚性)

抹消課題は、『選択性注意機能』の障害について検査します。

主に、

  • Visual Cancelling Test (視覚性抹消課題)
  • Auditory Detection Test (聴覚性検出課題)

という2つの課題から構成されます。

検査では、図形・数字・仮名の3つのモダリティを用いて検査します。

課題
Symbol Digit Modalities Test (SDMT)

SDMTは、『配分性注意機能』の障害について検査します。

記号と数字の対応表を用いて、9つの記号に対応する数字をできるだけ多く記入する課題です。

STEP
Memory Updating Test

記憶更新検査(Memory Updating Test)では、『作動記憶』について検査します。

検査では、検査者が読み上げる数字のうち、末尾3つもしくは4つを回答します。

STEP
Paced Auditory Serial Addition Test (PASAT)

PASATでは、『配分性注意機能』の障害について検査します。

検査では、検査用CDを用いて、連続で読み上げられる1桁の数字の足し算を行います。

STEP
Position Stroop Test (上中下テスト)

Position Stroop Testでは、『転換性注意機能』の障害について検査します。

検査では、「上」「中」「下」という漢字が書かれている位置について回答します。

異なる刺激や情報に対して、柔軟に注意を切り替える能力について評価します。

STEP
Continuous Performance Test (CPT)

CPTでは、『持続性注意機能』『選択性注意機能」の障害について検査を行います。

パソコン画面上に特定の数字が表示されるたびに、素早くスペースキーを押す課題です。

評価の特徴

評価の特徴として、以下のことが挙げられます。

  • 注意機能を総合的に評価できる
  • 年代ごとの基準値・カットオフ値によって、客観的に評価できる
  • その他障害による影響を受けやすい(例:失語症、記憶障害)

評価を実施する前に、必ず情報収集を行うようにしましょう。

正しく評価・解釈をするうえで、とても重要なことです。

CATの評価用紙は、こちらからダウンロード出来ます。

さいごに

本記事では、注意機能障害に対する総合評価スケール『CAT』について解説しました。

注意機能障害は、リハビリ専門職とも関わりが深い障害の1つです。

CATは、臨床でも使用する機会が多いので、今一度復習しておくことをおススメします。

以下の記事では、注意障害に対するその他の評価スケールについて、詳しく解説しています。

また、注意障害に対するアプローチ方法についても解説していますので、併せてご覧ください。

今回は以上になります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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