こんにちは、カピまるです。
今回は、『臨床実習の前にやること』をテーマに解説していきます。

臨床実習に向けて何を準備するべき…?
考えれば考えるほど分からないなぁ。

一覧にして分かりやすく教えてください!
本記事では、こうしたお悩みやご意見にお答えしていきます。
上記に該当する方は、ぜひ最後までご覧いただき、今後の学習の参考にしてください。
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実習前にやること一覧

実習前にやるべきことは、以下のとおりです。
それぞれ順番に解説していきます。
◎評価手技の確認をくり返し行う
これまでに習った評価手技については、今一度確認しておきましょう。
- 面接、観察、問診
- ROM
- MMT
- ブルンストローム
- 感覚検査
- 筋緊張検査
- 反射検査
- バイタルサインの測定方法
- 協調性検査
- 高次脳機能検査
- 上肢機能検査
- ADL評価
ざっと書き出しただけで、上記のとおり多くの検査・評価があります。
教科書を見なくとも実施できるまで、何度もくり返し練習しましょう。

ぜんぶ確認するのも一苦労だね…。
いざ患者さんを前にすると、緊張のあまり内容を忘れてしまうこともあるはずです。
しかし、くり返し練習して自信をつければ、こうしたことも少なくなるはずです。

何回かやったし、もういいかな…
あとは本番になれば何とかなるでしょ。
このように油断をせず、自信をもって実習に臨めるまで、何度も練習しましょう。
『備えあれば患いなし』とは、まさにこのことです。
◎実習先の病院・施設で多い疾患について調べておく
これは実習に大きく影響するため、必ず調べておきましょう。
調べる方法としては、
- 病院のホームページを見る
- 過去の先輩方のレポートを参考にする
- 指導教員の先生方に聞く
といった方法などが挙げられます。
実習先の職員の方と話す機会がある場合は、そこで確認をしましょう。
関連する文献・参考書は事前に集めておく!!
関連する文献や参考書について、特に
- 治療方法
- 予後予測
- リスク管理
この3点について詳しく書かれているものを、事前に集めておきましょう。
- 実習では課題に追われるため、時間が足りなくなります。
- 文献や教科書を探していると、睡眠時間がどんどん無くなります。
- 困ったときにすぐ調べられる教材を、必ず準備をしておきましょう。
◎目上の方とのコミュニケーションに慣れておく

実習に向けて、コミュニケーションに慣れておくことが大切です。
- 学校の先生
- 近所に住むお年寄りの方
- ショッピングセンター等の店員の方
など、普段あまり接しない方とのコミュニケーションを経験しましょう。
実習に行くと、当然ですがすべての方が初対面です。
そのため、普段どおり話せなくなってしまう可能性も十分あります。
評価手技の練習と同様、自分の中で苦手意識がなくなるように、話す練習をしてみましょう。
◎体力をつけておく

臨床実習は1ヶ月~1ヶ月半程度と、長期間である場合が多いです。
課題も多く、『体力勝負』となる一面もあります。
以下のように、
- ジムに通って身体を鍛える
- ランニングなど、外で運動する習慣をつける
- 規則正しい生活リズムを心がける
など、できる限り活動的な生活を送れるように心がけましょう。
- 1日3食きちんと食べる
- 早寝早起きを心がける
といったように、規則正しい生活リズムになれることが大切です。
臨床実習を行う中で1番大切なのは、『毎日元気に実習に行くこと』だと思います。
あまり無理をし過ぎないで、身体には気をつけて頑張ってください。
さいごに
本記事では、『臨床実習の前にやること』をテーマに解説しました。いかがでしたでしょうか。
くり返しになりますが、臨床実習で大切なのは、『毎日元気に実習に行くこと』です。
本記事でご紹介した4つのポイントについてご確認いただき、今後の臨床実習に役立ててください。
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