【ADL評価】Barthel Indexの概要と解釈について

こんにちは、カピまるです。

今回は、『Barthel Indexの概要と結果の解釈』をテーマに、解説していきます。

N君
N君

ADL評価「Barthel Index」について知りたいです。

その他の評価と異なる点などあれば教えて下さい。

本記事では、こうした悩みにお答えしていきます。

主に、

  • Barthel Indexの概要
  • 採点基準とカットオフ値
  • 評価の特徴
  • FIMとBarthel Indexとの比較
  • 結果の解釈

という5項目について、詳しくまとめていきます。

ぜひ最後までご覧いただき、今後の学習に役立てて下さい。

N君
N君

そもそもADLって何だっけ…?

↓↓ADLの概要について、以下の記事をご覧ください↓↓

N君
N君

その他の評価について、もっと勉強したいな!!

↓↓その他のADL評価様式について、以下の記事をご覧ください↓↓

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Barthel Indexの概要

Barthel Index(BI:バーセルインデックス)は、日常生活活動(ADL)の能力を評価する検査バッテリーの1種です。

FIMと同様に、国際的に広く使用されています。

Barthel Indexでは、以下の10項目について評価します。

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評価項目
  • 食事
  • 車椅子からベッドへの移動
  • 整容
  • トイレ動作
  • 入浴
  • 歩行
  • 階段昇降
  • 着替え
  • 排便コントロール
  • 排尿コントロール

カピまる
カピまる

FIMと比べて項目数は少ないけど、内容は似てるね!

どれも日常生活で欠かせない活動ばかりだ!

Barthel Indexの採点基準

Barthel Indexでは、自立度に応じて15点、10点、5点、0点の4段階で採点します。

総得点は100点、最低点は0点です。

(例:「食事」の判定基準)

点数判定基準
10点・自立
・手の届く所に食べ物を準備すれば、一人で摂取可能
・必要に応じて介助器具を取り付け、適切な時間内に食べ終える
5点・食べ物を切る、口元まで運ぶといった行為に介助が必要
0点・全介助

各項目10点と判定するには、「自立」して行えるかどうかが重要です。

「自立」とは、介助や監視・見守りを必要とせず、誰もいない状況でも1人で安全に行える状態のことを指します。

N君
N君

Barthel Indexは、「自立」を重要視した評価だね!

※カットオフ値について

Barthel Indexでは、総得点に応じて、

  • 100点=完全自立
  • 60点=部分自立
  • 40点=大部分介助
  • 0点=全介助

の4つに分けて自立度を評価します。

総得点が85点以上の場合を「自立」の判定基準と定めています。

評価の特徴

Barthel Indexの特徴は、以下のとおりです。

  • 「できるADL」を評価することができる
  • 総得点が100点と分かりやすく、結果の解釈が簡単にできる
  • 医療従事者以外でも簡単に評価を実施することができる
  • 世界的に広く使用されている

それぞれ順番に解説していきます。

◎「できるADL」の評価尺度である

「できるADL」とは、リハビリ訓練時や動作テストの際に行っている動作能力を指しています。

「できるADL」には、その人の最大限の能力を発揮している可能性があります。

つまり、日常的には行えていない活動も含まれます。

一方、「しているADL」とは、日常生活場面において実際に行われている動作能力を指します。

両者の違いについてはしっかりと理解しておきましょう。

◎100点満点であり結果の解釈が簡単に行える

Barthel Indexは、最高点が100点、最低点が0点です。

採点自体も、3段階(10点、5点、0点)のため、比較的簡単に評価できます。

また評価自体は、観察と聞き取りによって行うため、医療従事者以外の方でも使用できます。

一方、FIMと比べて採点がやや粗く、細かなADL機能について評価しづらいといったマイナス面もあるため、注意が必要です。

FIMとBarthel Indexとの比較

FIMとBarthel Indexの違いについて、以下にまとめていきます。

Barthel IndexFIM
評価できるADLできるADLしているADL
認知項目なしあり
点数100点満点126点満点
評価項目10項目18項目
課題の難易度簡単難しい
実施時間短いやや長い

どちらも国際的に使用されている評価指標ですが、内容はやや異なっています。

特に、「しているADL」と「できるADL」との違いについては注意が必要です。

結果の解釈

Barthel Indexは、対象者の日常生活における「能力」を評価し、現状のADL機能を把握することが出来ます。

その人の最大能力を発揮した際に行える活動を網羅的に理解出来るため、今後の治療・ケア計画を立案する際の指標や全体像を把握する際の指標として使用されます。

また入院時・退院時における効果判定の指標としても用いられています。

一方で、採点の粗さがデメリットでもあるため、あくまで「できる」活動と「できない」活動を大まかに把握する評価であるという点に注意が必要です。

さいごに

今回は、『Barthel Indexの概要と結果の解釈』をテーマに、

  • Barthel Indexの概要
  • 採点基準とカットオフ値
  • 評価の特徴
  • FIMとBarthel Indexとの比較
  • 結果の解釈

の5項目について解説しました。いかがでしたでしょうか。

本記事を、今後の学習に役立てていただければ幸いです。

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